吉胡貝塚のあらまし


昭和25年の調査の様子

吉胡貝塚は縄文時代後末期・晩期(2500年前から3000年前)の日本を代表する貝塚です。

大正11・12年、京都大学の清野謙次博士が発掘調査を実施。300体を超える人骨を発見し、一躍有名となりました。そして昭和25年、文化財保護委員会(現文化庁)が発掘調査を行いました。この調査は、文化財保護法に基づく国内第1号の発掘調査でした。調査では、土器、石器、骨角器、縄文人骨などが多数出土し、葬制や縄文時代後・晩期の土器の編年に大きな成果を収めました。昭和26年12月26日、吉胡貝塚は国指定史跡となりました。

近年の調査では、縄文時代中期中ごろから中世にいたるまでの遺物が見つかっています。貝塚が作られたのは、後期末ごろから弥生時代前期が中心でした。この時期には貝塚がほぼ途切れることなく作られたことのほか、墓地としても利用されていたことが分かっています。


ページトップへ戻る